おとバン 曲作りプロジェクト・2020「みんなで曲をつくろう!」

みんなで曲をつくる・・・

おさらいしておくと・・・
・おとバンのライブのフィナーレに、みんなでセッションできるような曲(3分程度)を募集。
・普段は一人で曲を作っている人も、初めて曲作りに挑戦する人も、作詞、作曲、演奏のうち、やりたい部分に参加して。
・もちろん、全ステップを一人で完結するのも有りです。
・たくさん楽曲ができたら、みんなの投票で1位を決めます。

 

Step 1. 作詞:おとバンのライブのフィナーレで、みんなでセッション出来るような曲(3分程度)の歌詞

Step 2. 作曲:気に入った歌詞に曲をつけ、デモ音源を制作。可能なら、メロディ譜面やコード譜も。 (一人で弾き語りの場合は、Step 2で終了)

Step 3. 演奏:気に入った曲をバンドで演奏し、音源制作。

 

2020年6月から始まって・・・
Step 1.では、歌詞6作品が寄せらせました。

歌詞6作品は、下記のボタン(全ての作詞作品をみる)からご覧いただけます。 

 

Step 2.は、作曲の募集。
歌詞6作品のなかから気に入った歌詞を選んで曲をつけていただき、なんと14作品も寄せられました!
作曲14作品は下記ボタン(全ての作曲作品を聴く)からお聴きいただけます(また、楽譜もご覧いただけます)。

14作品の作詞(タイトル)ごとに作曲者を整理すると以下のようになります。

 

1. おとなのバンド倶楽部の歌(作詞;季節の小箱)
 作曲;①UNO-K、②フラット千穂、③安達玉樹 fromオトナBOX、④大倉淳、⑤北河真一、⑥有家勉
2. 青空(作詞;小林進)
 作曲;有家勉
3. まあまあソコソコ(作詞;BON)
 作曲;松岡宮
4. 唄のアルバム(作詞;BON)
 作曲;①UNO-K、②フラット千穂、③有家勉
5. 50歳のラブレター(作詞;まほろばclub)
 作曲;①UNO-K、②大村公伸
6. you are songs for me(あなたは私の歌)(作詞;足立研)
 作曲;足立研

 

そして、Step3最終ステップ)は、「演奏編-デモ音源(歌入り)」の募集でした。
上記の14作品の中から曲を選び、カッコよくアレンジして、バンド (一人で弾き語りもOK)で演奏、歌を入れて曲の完成です。
以下の5作品が寄せられました。

演奏編5作品は下記ボタン(全ての演奏作品を聴く)からお聴きいただけます。

 

演奏作品1:オトナBOX Trio
 演奏曲:おとなのバンド倶楽部の歌(作曲・安達玉樹 fromオトナBOX)1-③
 メンバー構成:安達玉樹(Vocal)、くりあきはじめ(Piano)、河村洋(Bass)

 

演奏作品2:オトナBOX Trio (ボサノバ・バージョン)
 演奏曲:おとなのバンド倶楽部の歌(作曲・安達玉樹 fromオトナBOX)1-③
 メンバー構成:安達玉樹(Vocal,Percussion)、くりあきはじめ(Piano)、河村洋(Bass)

 

演奏作品3:大倉淳
 演奏曲:おとなのバンド倶楽部の歌(作曲・大倉淳)1-④

 

演奏作品4:東京DUCK
 演奏曲:唄のアルバム(作曲・フラット千穂)4-②
 ギター、ボーカル、コーラス、キーボード

 

演奏作品5:まほろばclub
 演奏曲:50歳のラブレター(作曲・大村公伸)5-②
 メンバー構成:大村公伸(ボーカル・ギター)  岩井章(ベース・ハイハット・コーラス)  泉浩司(エレキギター・ハーモニカ) 山本めぐみ(キーボード・シンセサイザー・コーラス)

 

そしてそして、作詞・作曲・演奏の各ステップでの人気投票を行いました・・

なんと結果は、人気第一位の歌詞につけた曲が作曲編の第一位となり、その曲を演奏した作品が演奏編の第一位となりました!

人気第1位:「50歳のラブレター」(上記:演奏作品5、5-②)
作詞:まほろばclubさん
作曲:大村公伸さん
演奏:まほろばclubさん
メンバー構成;大村公伸(ボーカル・ギター) 、岩井章(ベース・ハイハット・コーラス)、 泉浩司(エレキギター・ハーモニカ) 、山本めぐみ(キーボード・シンセサイザー・コーラス) 
 

投票にご参加くださった皆さま、ありがとうございました。そして、曲作りプロジェクトに作品をお寄せ下さった皆さま、改めて、ありがとうございました。

 

 この『みんなで曲をつくろう』プロジェクトの企画者である らいんの早志正史さん(賛助会員)からは、

「おとバンの皆様の、音楽に対する情熱をあらためて強く強く感じられて、自分自身とっても励まされました!!」とのコメントをいただきました。

 

 また、人気投票にご参加下さった皆さまから、たくさんのコメントをいただきました。一部、ご紹介いたします。
 •楽しい企画でした。改めて楽曲作りの楽しさを思い出せた様な気がしました。この企画に参加されたみなさまに心からのお礼と尊敬を申したいと思います。
 •音楽を愛する皆さん、頑張って下さい。
 •これからも新しい楽しい歌をいっぱい作って下さい。
 •良い企画。継続!拡大!

 

 「50歳のラブレター」へのコメント
 •すごく親しみを感じる歌ですね。奥様の事を思い浮かべて、作られたのでしょうか。ちょっと聴いてるこちらが恥ずかしくなる雰囲気が良いなと思いました。ありがとうございます。
 •日本中にこの歌が届くといいなと思います。
 •詩とメロディーがとてもマッチしていると思います。アレンジも素敵です。まほろばclubさん頑張ってください!
 •胸キュン、素敵なご夫婦が想像できます。
 •50代にしか描けない歌詞、メロディ。良いと思います。クリックを使っての演奏でしょうか?チョット「固い」ような...ライブでの弾けた空気感があれば最高でしょうか‼️メロディもBilly JoelのDon’t ask me whyのオマージュぽく「ターゲット世代」には! La la laのコーラス、みんなで唄いませう。
 •大村様の曲、まほろばclubの演奏、当事者が楽しんでおられるのが伝わってくるような、暖かい曲そして演奏でした。
 •まほろば倶楽部の 輝けサラリーマン という曲を聞いたときから、ボーカルの方の声が耳に馴染み いい曲やなぁ と思ってから、YouTubeなどで何回か聞かせて頂いてました。この曲もボーカルの方の声と曲がいいですね。これからもっと活躍して多くの人に曲に親近感をもたれヒットし、働き世代がなんとなく口ずさむそんな和やかなまほろば倶楽部さんに人気が出て有名になってくださいね。
 •同じような活動をしておりますので応援させていただきました!詞も曲も良いですが、ボーカルの声にしびれました!

 

2020「みんなで曲をつくろう!」 人気第一位「50歳のラブレター」
作詞:まほろばclub
作曲:大村公伸さん
演奏:まほろばclub

YouTubeでご紹介!

おとバン・曲作りプロジェクト エピソード編
 

おとバンとして大変嬉しい出来事がありました!

 

曲作りプロジェクトで、作曲・演奏に参加されたオトナBOXの安達玉樹さんから、彼が曲をつけた「おとなのバンド倶楽部の歌」の作詞者:季節の小箱の増田浩二さん宛てに、こんなメッセージをいただきました。


「季節の小箱さんの作詞が特にとても素敵で、誠に勝手ながら詞を見てメロディーが自分の中で直ぐに浮かんで直ぐに曲が出来ました。季節の小箱さんはどんなイメージで詞を書かれたのか、自分の曲はイメージと合っていたのかはたまた全然違ったのか、伺ってみたいです」
 
 おとバンでは、このメッセージを季節の小箱さんにお伝えしたところ、幸いにも、お二人のやり取りを仲介することができ、おとバン役員・事務局一同、大変嬉しく思っております。こんな交流が、おとなの音楽好きが集うおとバン・コミュニティーで広がっていくよう願っております。ご本人たちのご了承のもと、そのやり取りをご紹介いたします。


季節の小箱の増田浩二さんから、おとなBOXの安達玉樹さんへの返信

 

安達玉樹 様
 初めまして。この度は、素敵な曲をつけていただき、ありがとうございます。
 イントロを聴いた瞬間から、「かっこいい、本当に僕の詞に、こんなかっこいい曲がつくの?」と思いました。自分の詞が、こんなふうに命を与えられるのは、本当に幸せなことです。
 詞の公募を知った時、「おとなのバンド倶楽部の歌」というタイトルの歌を書くのだと勘違いしてしまいました(^-^)。それで、「おとなのバンド」で活躍しているみなさんの姿をイメージして書くことにしました。
 人生を春夏秋冬に例えると、おとなのバンドで活躍している皆さんは、エネルギーを爆発させた夏を越え、人生のいろいろなことがわかって、それを音楽で表現できるようになった「みのりの秋」を迎えようとしているというイメージが絵として頭の中に浮かび、それを言葉で描写していったら、あのような詞になりました。
 夏の躍動的なまばゆい場所から次の季節へ一歩踏み出すのは、ちょっぴり寂しい気もしますが、その先には、まだ、というより、さらに豊かな光に包まれる季節があって、夏とは違った心のときめきがある。安達さんが、この点を読み取ってくれて、真夏のような単純なメジャーでもなく、晩秋のようなマイナーでもないサウンドで、曲を創り上げてくれたと感じ、感動しました。
 ピアノバージョンとボサノババージョンを続けて聴くと、この浮遊感のあるコードは、演奏の仕方で、夏の終わりだったり、秋の初めだったりと、歌っている人の位置を変えられそうなので、自分の詞をぐっと広げてもらったと思います。
 自分でも歌いたいと思いましたが、僕は、楽器も弾けないし、耳コピする力もないので、カラオケがあると嬉しいです(^-^)。上手く歌えたら、ユーチューブなどで公開したいです。(ユーチューブで公開しているオリジナル曲は、Singer Song Writerという作曲支援ソフトに頼って作っています)
 音楽の難しいことがわからないので、感想がご期待にそえていないと思いますが、とても感激していることを、お伝えしたいと思いました。これからも、よろしくお願いします。
         増田浩二(季節の小箱)

 


オトナBOXの安達玉樹さんから、季節の小箱の増田浩二さんへの返信

 

季節の小箱、増田浩二 さま
 メッセージをいただきありがとうございました。
 私としては(多分他の作曲された方もそうだと思うのですが)むしろおとなのバンド倶楽部の歌の詞を見た瞬間「この詞は絶対一つの作品にしなければ」そんな気持ちにさせられる素晴らしい詞でした。
 綴られた文字から情景が箇所によって鮮やかに箇所によってセピア色?に浮かんできつつ、過去も未来もときめきだけでも寂しさだけでもなく、哀愁はあるけれど希望がないわけでもないという、酸いも甘いも踏み締めてきた大人だからこそいろいろ浮かぶ、そしてこれからの予感も感じる、、歌にしたくなる素晴らしい世界観だと私は思いました。
 そんな複雑というか、一方的ではない感じをメロディーとコードであらわせたらと思ったところがあり、ストレートな感じではなく、哀愁も希望もふわっと感じられればとは思っていたので季節の小箱さまがそれを感じてくださっているのは、もう嬉しいという言葉しか思いあたりません。
・・・歌い手なのに言葉にするのが苦手で申し訳ありません。。。
 カラオケの件は、、音源がピアノとベースと私(歌)がスタジオに入ってヨーイドン!で一発録りしたものなので、ピアノとベースだけのものがなく申し訳ありません。季節の小箱さまご本人が歌ったこの作品も楽しみです!
 今回その素晴らしい詞に歌を付けさせていただき本当にありがとうございました!
          安達玉樹

 

 

季節の小箱の増田浩二さんから、おとバンへのメッセージ

 

 早速、ありがとうこざいます。
 作曲の安達さんが、この詞を真剣に読んでくださったことがわかり、とても嬉しいです。
今日は、元オフコースの大間ジローさんが、私の本を手に取っているところをインスタの動画に上げてくれました。オフコースの信者(^-^)の僕にとって、天にも昇るような日です。
 こんな日に、作曲者さんから素敵なお返事をいただき、本当に幸せな日になりました。これまで、詞をはじめ、いろいろなものを書き続けてきて、よかったなあと思います。ありがとうございます。これからも、よろしくお願いします。
        増田浩二 季節の小箱